フルリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル)20代男性N様矯正症例

20代男性N様「デコボコを治したい方」のフルリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル)矯正症例

 

①主訴:歯並びがデコボコしている

②診断名:叢生

③年齢:20歳3ヶ月(矯正精密検査時)

④矯正装置:リンガルアーチ、歯科矯正用アンカースクリュー、マルチブラケット装置

⑤抜歯部位:小臼歯4本抜歯(上顎両側第一小臼歯、下顎両側第二小臼歯)

⑥動的治療期間:約2年5ヶ月

⑦治療費:

初診料 5,000円 矯正精密検査料 20,000円 矯正診断料 20,000円

フルリンガルトータルフィー 1,000,000円(全て税抜)

⑧リスク・副作用

:歯痛 ブラッシング不足によるう蝕 口内炎と潰瘍 発音障害 歯肉退縮 歯根吸収 後戻り

 

初診時の口腔内写真です。

上顎左右第一小臼歯抜歯後、リンガルアーチを装着し左側犬歯の遠心(後方)移動を開始しました。

上下顎MBS装置完了時口腔内写真です。

上顎は抜歯した隙間が目立たないように右側にダミーTEC(仮歯)を装着しました。

上下顎に装置をつけ約2ヶ月後のレベリング(デコボコの改善)ステージです。

スペースクロージングステージです。

上顎右側第一大臼歯間と第二小臼歯間に歯科矯正用アンカースクリュー(TAD)を埋入し、抜歯後のスペースの閉鎖を行います。

歯科矯正用アンカースクリュー(TAD)埋入前後の比較レントゲン写真を添付いたします。

歯科矯正用アンカースクリュー埋入手術に要した時間はおおよそ5分程度です。

抜歯空隙の閉鎖のメカニクスを添付いたします。

赤○で示す右側は空隙閉鎖するための歯の移動量が大きいので、歯科矯正用アンカースクリューに“ゴム”をかけて引っ張りながら前歯を積極的に後方に移動させています。

緑○で示す左側は歯の移動量が小さいので、まずは歯科矯正用アンカースクリューを用いず従来通りの方法で抜歯空隙の閉鎖を開始しております。

個々の歯の詳細な配列を行うディテーリングステージです。

動的(歯を動かす治療)治療を終了し、ついにブラケットを口腔内より撤去を行いました。

現在、自分で取り外しが出来るマウスピース型の保定装置を使用して頂いております。

ブラケットを外した直後が後戻りといい元の位置に歯が戻りやすい状態ですので、頑張って保定装置を使用してください。

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