ハーフリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル&セルフライゲーションラビアル)20代女性S様矯正症例(癒合歯)
20代女性S様「前歯が出ていることデコボコを治したい方」のハーフリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル&セルフライゲーションラビアル)矯正症例
①主訴:前歯が出ていること歯がデコボコしていること
②診断名:下顎右側第二小臼歯埋伏と下顎右側側切歯と犬歯の癒合歯を伴う上顎前突
③年齢:24歳5ヶ月(矯正精密検査時)
④矯正装置:クワッドヘリックス、マルチブラケット矯正装置、歯科矯正用アンカースクリュー
⑤抜歯部位:小臼歯2本前歯2本(上顎右側第一小臼歯と上顎左側第二小臼歯、下顎右側側切歯と犬歯の癒合歯)
⑥動的治療期間:約2年11ヶ月
⑦治療費:
初診料 5,000円 矯正精密検査料 20,000円 矯正診断料 20,000円
ハーフリンガルトータルフィー 900,000円(全て税抜)
⑧リスク・副作用
:歯痛 ブラッシング不足によるう蝕 口内炎と潰瘍 発音障害 歯肉退縮 歯根吸収 後戻り
初診時の口腔内写真とパノラマレントゲン写真です。
S様は下顎右側側切歯と犬歯の癒合歯(写真:◯)があり、“癒合歯”とは本来1本ずつ個々にはえている歯が隣り合う歯とくっついている歯のことです。
上顎にクワッドヘリックスを装着し歯列の拡大とともに上顎犬歯の遠心(後方)移動を行います。
上顎の歯列の拡大が確認できたため、クワッドヘリックス除去後の上下顎MBS装置完了時口腔内写真です。
レベリング(デコボコの改善)ステージです。
ワイヤー(クロージングループ)を使用し抜歯したスペースの閉鎖を行います。
抜歯したスペースは閉じましたので、“正中口蓋縫合部”という上顎のど真ん中に2本歯科矯正用アンカースクリューを埋入し、遠心移動「上顎歯列の後方への移動」を開始しました。
個々の歯の詳細な配列を行うディテーリングステージです。
動的(歯を動かす治療)治療を終了し、ついにブラケットを口腔内より撤去を行いました。
現在、自分で取り外しが出来るマウスピース型の保定装置を使用して頂いております。
ブラケットを外した直後が後戻りといい元の位置に歯が戻りやすい状態ですので、頑張って保定装置を使用してください。
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