フルリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル)20代女性U様矯正症例(先天欠如)

20代女性U様「前歯が出ていることを治したい方」のフルリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル)矯正症例

 

①主訴:前歯が出ていること

②診断名:下顎右側側切歯先天性欠如を伴う上顎前突

③年齢:23歳7ヶ月(矯正精密検査時)

④矯正装置:リンガルアーチ、歯科矯正用アンカースクリュー、マルチブラケット矯正装置

⑤抜歯部位:小臼歯2本(上顎左右側第一小臼歯)

⑥動的治療期間:約3年9ヶ月

⑦治療費:

初診料 5,000円 矯正精密検査料 20,000円 矯正診断料 20,000円

フルリンガルトータルフィー 1,000,000円(全て税抜)

⑧リスク・副作用

:歯痛 ブラッシング不足によるう蝕 口内炎と潰瘍 発音障害 歯肉退縮 歯根吸収 後戻り

 

初診時のパノラマレントゲン写真と

初診時口腔内写真です。

下顎右側側切歯1本の先天欠如が認められ、上顎左右側第一小臼歯抜歯後、リンガルアーチを装着し上顎左右犬歯の遠心(後方)移動を開始しました。

 

上下顎MBS装置完了時口腔内写真です。

 

レベリング(デコボコの改善)ステージです。

 

ワイヤーを用い、ご自身でかけていただくゴム(顎間ゴム:)と併用し抜歯したスペースの閉鎖を行います。

 

上顎歯列の後方への移動のため、“正中口蓋縫合部”という上顎の真ん中に2本歯科矯正用アンカースクリューを埋入をしました。

 

個々の歯の詳細な配列を行うディテーリングステージです。

 

動的(歯を動かす治療)治療を終了し、ついにブラケットを口腔内より撤去を行いました。

 

初診時と動的治療終了後の側貌となります。

現在、自分で取り外しが出来るマウスピース型の保定装置を使用して頂いております。

ブラケットを外した直後が後戻りといい元の位置に歯が戻りやすい状態ですので、頑張って保定装置を使用してください。

 

矯正治療に起こりうる一般的なリスクと副作用についてはこちら
費用の一覧についてはこちら